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  • 執筆者の写真鷲頭有沙

本当に好きだと思える写真を撮る


少し前のことですが、自分が好きだと思える写真をどれくらい撮れているのかと、真剣に考える時期がありました。

自分自身が好きだと思えない写真を人に見せることはとても恥ずかしくて、

そんな写真を撮りつづけるのはとてもつらくて、

ちょっと写真と距離を置いていたこともありました。

そんなときでも、私の写真を「好きだ」と言って応援してくれる人がいて、

それが嬉しいと同時に、どうして私の写真なの?と、とても疑問で。

だから考えてみたんです。

私の写真を好きだと言ってくれる人は、どこを評価してくれて、何を求めていて、どんな人たちなのか。

年齢、性格、ライフスタイル…、他にどんなものが好きなのか。

そしたら、

「あ、だから私の写真を好きって言ってくれるんだ」ってすごく納得できました。

逆に、私の写真に興味がない方たちの背景を想像したら、その理由をきちんと理解できました。

写真に正解はないのに、正解を追い求めすぎて誰からも好かれる写真が撮りたくて、「私にできないこと」ばかりにとらわれていたのです。

できないことをできるようにすることは大事だけど、

できないことに目を奪われて、これがダメ、あそこがダメ、全然納得できない!

ってなっちゃってたんですね。

そりゃあ自分の写真を好きだと思えなくなるわけで。

それに気づいて写真を撮ったら

また、自分が本当に好きだと思える写真が撮れるようになりました。

model:ちゃき

大好きな写真です。

もっとたくさんの人に見てもらいたい。

これからも、頑張ります。

#写真の話 #ポートレート #作品撮り

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