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  • 執筆者の写真鷲頭有沙

ドライフラワー


半年ほど前から、ドライフラワー アレンジメントを習い始めました。

キッカケは、自分の結婚式でお花が好きだって気づいたことや、人以外に撮りたいものは何だろうと考えたこととか、いろいろありますが、「一人で黙々と、物体のあるモノを作ってみたかった」から。

ポートレート作品は、カメラマンだけでは作れなくて、モデルさん、ヘアメイクさん、スタイリストさんの協力が必要不可欠で、それが面白いところでもあると思う。

でも、複数で作っているからこその難しさや葛藤も多くて、人間関係が作品に出やすいところもあり、一度、そういうことを削ぎ落とした何かを一人で作ってみたかった。

ただただ、自分の思うアートを、美しさを、思うがまま形にできるところがとても面白くて、これからも続けていきたいものの一つになりました。

ドライフラワーに限らず、花という被写体は、今の瞬間を撮らないと、もうこの瞬間を見ることはできない、だんだんと朽ち果てていく刹那性があるもの。

残しておくためには撮るしかない。

そう思って自分が作ったドライフラワー作品を撮る。

写真を撮るということは本来そういうものであったことに気づく。

人も、街も、景色も、モノも。今この瞬間を残しておくために、写真はあるんだと思う。

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